「ん」 洸夜から手を差し出される。 「ん?」 私はよく分からなくて首をかしげる。 「だーかーらっ!」 洸夜は少し強引に手を握った。 恋人繋ぎだあ。 私、聞いたことあってもしたことなかったし。 ていうか彼氏とか好きな人とかできるのも初めてだし。 なにげに初恋だった。 初恋が弟って。 自分で少し笑う。 *・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・*