美容師の夢を諦めた私。 専門学校を退学し、追い詰められていた私。 学生でもない。 社会人でもない。 中途半端な立ち位置。 美容室の雰囲気が好きで、将来、そういう美容院室で働きたい。 そう思っていた、美容室にすら行けなくなってしまった。 部屋に引きこもる私。 外との繋がりはインスタグラムだけだった。 雑誌を買いに本屋へ行けない私は、インスタグラムから情報収集していた。