俺は両親が死んでから笑えなくなった。 笑い方を忘れた。 面白いのに笑えない。 自分でも苦しかった。 友達だった人とも居られなくなった。 両親が死ぬ前の自分を思い出して、すごく嫌だった。 学校に来てるだけで何にも楽しくない。 心にぽっかり穴が空いたみたいに。 でも、二葉は俺に話しかけてくれた。 「景斗くんも一緒にやろっ!」 「手伝ってあげるよ!」 「困ったら言ってね?」 二葉は無邪気で可愛くて。 俺の人生の道しるべになってくれた。 アイドルになったのも二葉がきっかけだった。