チーズケーキを持ってくると、あちこちで歓声が上がった。
「すげぇ」
「いい奥さんになるね」
単なるチーズケーキなのに褒められちゃった。
「美味しい」
「うん!」
「嫁に欲しいわ」
「さすがだね」
「最高」
景斗くんはわたしを自分の方に寄せた。
「二葉は俺のだから」
「け、景斗くん。近いよ……」
「嫌がってるぞ!」
「離れろよ!」
嫌ではないけど、ドキドキして心臓が…。
ドンッ!!
冬真くんは突然立ち上がりどこかに行ってしまった。
どうしたのかな?
「これは……」
「あれだよな」
「うん、絶対そうだ」
みんなは分かってるらしいけど、わたしには分からなかった。
景斗くんもすごい怖い顔してる。
「二葉ちゃんは分かってないようだね」
分かんないです。
瞬くんはわたしの唇を指でなぞった。
「もう少ししたら分かるからね」
「は、はい……」
かっこいい。
瞬くんの指がわたしの唇に……!
最高!!!



