「景斗くんのばか。

もう知らないっ!!!」


わたしは部屋を出ていった。






何なの!?

わたしのファーストキスを奪って!!




なんで、景斗くんは意地悪してくるの!?




「……ちゃんとしたかったのに」

景斗くんだってわたしのこと好きじゃないくせに。

恋愛感情があるわけないのに!!



でも、本気だって…。

ううん。

そんなわけない。

ありえない…もん。