『……アイドルとして交際は禁止されています。だから、僕は彼女を守るために別れを選択しました。
僕はファンの方が大好きで、この業界に入ってよかったと思っています。
これからはファンの方の信用を取り戻し、アイドルとして頑張ります』


わたしは大泣きしていて、涙で画面が霞んでいた。


『ですが、僕はアイドルである前に一人の人間です。
僕がrainbowのメンバーとナンバーワンアイドルになったら、彼女を迎えに行きます。
それまで待ってて欲しいんだ』



景斗くん、かっこよすぎるって…。



『これからも僕はアイドルを頑張るのでよろしくお願いします』


また頭を下げると景斗くんの記者会見は終わった。