「景斗くん、わたしのせいで迷惑かけてごめんね」
「違っ……二葉のせいじゃない!」
景斗くんはなぜか怒鳴った。
わたしのせいだって言ってくれたら楽だったのに、なんでまだ庇うの?
「景斗くんはわたしが嫌いなんでしょ?それなら、庇わないでよ!」
「嫌いなわけないだろ!?こうでもしないとお前は俺から離れてくれないだろっ!!」
景斗くんはそう言って、しまったという顔をした。
そう言ってもらえて嬉しい。
嫌われたとばかり思ってたから…。
「…景斗くん、一つ間違えてることがあるよ」
「なんだよ」
「わたしは景斗くんに拒絶されても景斗くんのこと大好きなんだよ」
涙声で震えていた。
「…わたしは景斗くんのこと、ずっと大好きだからね」
必死に笑った。
「じゃあね、景斗くん。
ナンバーワンアイドルになってよ?」
「二葉っ!」
景斗くんに腕を掴まれたと思ったら、勢いよく引っ張られた。
そして、強引に唇をくっつけられると景斗くんは行ってしまった。
なんで、そんなことするの……。



