わたしは景斗くんの寂しそうな背中を抱きしめた。
「………わたしがいるよ。
ずっと景斗くんのそばにいるよ。
だから、誰もいないなんて言わないでよ」
大泣きしてしまった。
何も出来ない無力な自分が悔しくて。
「これからも俺のそばに居てくれよ。
俺とずっと一緒に……
一生そばに居てくれ。
お願いだから、
いなくならないでくれ!!!」
景斗くんはわたしをぎゅっと抱きしめ返してくれた。
「わたしはどこにも行かないよ。
だから、今まで通りの生活しようよ。
……学校で待ってるから」
帰ることにした。
後は景斗くんの判断に任せようと思って。



