でも、それで景斗くんが元気になるんなら。 「いいよ」 「良かった」 景斗くんにぎゅっとされて、ドキドキした。 力が強いと思った。 小さいときに何度か抱きしめられたけど、そんなこと思わなかった。 景斗くんは男の子なんだ。 改めて思った。 わたし、分かってるようで分かってなかった。 「景斗くん……その、ドキドキするんだけど」 「俺も」 「景斗くんがドキドキすることあるんだね」 「言っとくけど、二葉だけだから」 うん?