貪欲に愛を欲す

すると、背中に飛んできたリモコン。
地味ぃに痛い。

「流石に2発はダメじゃない?ねぇ麗ちゃん?」
まぁ、鷹人の弱味は麗ちゃんだから。

麗ちゃんに怒られてしまえ。

ニコリと笑った麗ちゃん。
…鷹人の怒りよりビクってするんだけど。

「ねぇ鷹人。さっきね、愁に口説かれたの。」
…麗、ちゃん????

ぶんぶんと首を横に振るけども、
鷹人には俺の気持ちの100分の1も届かない。

「あ゛?おい愁、殺すぞ帰れ死ね」
んんん暴言がすぎるよねぇ?

「麗ちゃん、嘘はダメでしょぉ?」
優しく甘く言ってみるものの、

「鷹人、愁に嘘つき呼ばわりされるわ?」

「死に値するな。おいお前今すぐベランダから飛び降りろ。」

いやいや…知ってた?
ここって51階なんだよ?
死ぬどころか肉片も残らないよ?

…何か、なんでこんなに俺って歓迎されないんだろう。

「ふふ、さっきまでイチャイチャしてたから邪魔されて鷹人不機嫌なの。
からかってごめんね?珈琲でいい?」
いや、やっぱり麗ちゃんは天使!!
やっぱり俺歓迎されてるみたい。

「ありがとう、お願い」
キッチンに入っていく麗ちゃん。
俺はようやくリビングに入る。

ソファに座った瞬間、
鳩尾にガチのやつ入れられた。