「ここじゃ人が多すぎて見えないわね....。詩織、もっと前に行くわよ!」
突然、静流に手を引っ張られてこけそうになりながら人混みの中を進んだ。
こういう時の静流は容赦なく突き進んでいくんだよね。
だから私はついていくことしかできない。
人混みの中を遠慮することなく、どんどん進んでいく静流。
そしてようやく静流がとまった。
どうやらここがゴールらしい。
「ヤバい、ヤバい!ちょっと前見て!ねぇ詩織!!」
隣からは興奮した静流の声が聞こえる。
ずっと下を向いていた顔を上げると....
まばゆい光が目に一気に入ってきた一瞬、目を細めた。
細めた目を開いて見えたのは....
ただただキラキラとしてたものだった。



