古いけど、雰囲気が良くて私は大好き。
どことなく懐かしくて心地よい空間。
その公園へ到着すると小さなブランコに座り込んでいた慶一郎を発見。
やっぱりね。
私の読みは正解だった。
ここ以外に見当はついてなかったから助かった。
「慶一郎」
私が声をかけるとビクッと肩を震わした。
「.....姉ちゃん」
今の慶一郎はしょげているのか、反抗する空気はない。
言いすぎたと反省してるんだろう。
どれだけ反抗期でとがっていても、根は優しい子だからね。
一緒に育ってきた私が言うんだから、間違いない。
慶一郎の隣のブランコに座った。
古びたブランコはキシっと音が響いた。



