校内一モテる地味子ちゃんの裏の顔

……あー、なんか。
自分の過去してきたことをこんなに恨んだことなんてほんとになかったと思う。


「心配とか、しなくていいから。
俺、わりとあやのことしか考えてねーよ」
「その、わりとっていう曖昧さが、あやのこと不安にさせるんだよ?」
「えっと……。俺、こんなちゃんと人のこと好きになったの初めてだから。別に浮気とかマジで考えてねーよ」


あやは不安そうに俺の顔を見つめる。
ショッピングモールでこんな重い会話してる奴ら、見たことない。


俺はエスカレーター近くのソファにあやを座らせて、俺もその隣に腰掛けた。


「それでも不安なら、GPSだってつけるし、盗聴器でもなんでも仕込んでくれていい。
あやが不安じゃなくなること、好きなだけしていい」
「八雲くん……」


あやは涙目で俺のことをジッと見る。


「流石にそれは重いよ…」
「あ、そう。なんかごめん」


引かれた。
普通に引かれた。
いや、いいんだけどさ。気持ち悪いなら気持ち悪いって言ってくれたらいいし。
……うん、なんか。

うぅん。