姫莉ちゃんに布団をかけると、ちゅっと、唇にキスをする。
柔らかい…。
やば、今の本当にぎこちなかったかも…。
うわぁ、経験値意味ない!


ん…?姫莉ちゃん、もう寝てる。
良かった、あんま失敗したの、気づかれてないかも。


…本気になっちゃうと、こんなに何にもへたくそになっちゃうのか。
恥ずかしい。


姫莉ちゃんの頭を撫でて、俺は部屋を出た。


…電気、は。
入った時からついてたよね。
ほっといていいかな。


次の日、姫莉ちゃんはちゃんとバイトに復帰。
いつも通り、お客さんに営業スマイル。
バイト終わりの控え室はゆるゆるスマイル。


可愛い、姫莉ちゃんです。