俺は話を聞くことにした。



‥‥‥向こうから視線を感じる。



雨之瀬だ。



何も言わないからからかってやることにした。



「お前、無防備すぎ」


そう言って、キスしようとした。



「はあ‥‥」



「15」



「うわっ!」



隣に腰を下ろしているのは、同じクラスの澤原 来乃笑。



双子の妹だ。



「なんでいるんだよ」



若干キレ気味で聞く。