敵国民とか、言ってることがレトロすぎ。 これじゃまるで… 「それにしても、なぜ女の身でこんなところにおるのだ?民間人ではないのか?そもそもその妙な格好は一体なんだ、はしたない」 「え、えっと」 こっちだって聞きたい事は山ほどあるけど、彼からしてみたらあたしの存在こそが疑問なのだろう。 わかる。 だって、明らかに異質だ。 …お互いに。