「むっ、虫は嫌!でも、あたし重いよ…」 「気にするな、重いくらいのほうが上等な木綿の掛布団みたいでいいさ」 「くっ、また失礼なことをぉ…」 「ははは」 昇さん、絶対あたしで遊んでる…っ! あたしがこんなに意識してるのに、昇さんは平気な顔。 大人ってずるいよ。