「久しぶりです♪あ、これお土産」 ベタなチョコレートを持って、3度目の詩織との再会。 「マジで?土産なんてくれたの詩織が初めてかも……っと」 思わず「ありがとう」を表現する為に抱き寄せようとした手を、寸前の所で止める。 「悪ぃ。でも土産貰ったのが初めてってのは本当だから」 軽い自分の行動を弁解するように頭を掻くと 「意外ですねー。プレゼントの嵐かと思っちゃった」 気にした風でも無く、詩織はそう言って笑った。 ったく……なんで分かんねーかな。