皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした

引き寄せると、ものすごく腰が細い。



膝の上に乗せても、何も乗ってないように感じる。



水中だからか?



「細すぎる…」

「そ、そんなこと…」

「ちゃんと食っているか?」

「た、食べてます…」

「まだ怖いのなら、他の方法を考えてもいいが」

「食べてます‼︎」

「…………出よう。顔が赤い」



アリスと一緒に出たら、新しいタオルを体にかけられた。



だから、先に自分だろう…。



俺もお返しに、ムリヤリ身体を隠す濡れたタオルを奪い取って、新しいタオルで身体を包んだ。



「なっ、なに…す…」

「嬉しいと思ったことは、返せと母上から教えられているんでな」

「だ、だからって‼︎はだ、裸っ…」

「白いのだな、全部。あっ、全部ではないか」

「殿下のっ、意地悪っ‼︎」



さらに赤い顔で仕切りの向こうに行った。



面白い…。



久しぶりに怯えられなかった。



フッと、自然と笑いが溢れた。