皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした

最悪だ…。



やっぱり、女はめんどくさいだけの生き物。



「殿下、もし、セレスティーナ様に殿下のお子がいて、犯人がセレスティーナ様の場合はいかがしましょう…」

「それは俺が判断することか?」

「違いますね。宰相と話し合ってきます」

「あぁ」



もうヤダ…。



後宮、本気でめんどくさい。



この件が片付いたら解散させようか。



でも…アリスは俺に『正妃のイスを勝ち取る』と言った。



それを決めるのは妃たちではなく、俺なのだがな。



リタのはない。



まず、俺をバカにした最初の妃。



この前のアリス毒殺計画の犯人がセレスティーナなら、それもなし。



必然的にアリスが正妃。



えぇぇぇぇ…。



そんな簡単なことで?



セレスティーナが犯人じゃなかったら?



セレスティーナが正妃か。



んー…。



困ったな。



結局、アリスはセレスティーナに嫌がらせなんかしてないだろうし。



あれ?



一番まともなのって…アリスなのでは…?