皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした

いつまでも好きでいて欲しい。



私だけだと言って欲しい。



前陛下や前皇后様のような、ステキな夫婦になれただろうか。



私はもう、人形じゃない。



リュークが教えてくれた、私の『感情』というものを、これからも大事にしていきたい。



「皇后様、本日のドレスはいかがいたしましょう」

「んー、今日は晴れているから…ブルーにしようかしら。青空と同じような、晴れやかな青が着たい」

「かしこまりました。準備しますね」



ワガママを言うのは、苦手だけれど、私もちゃんと、自分の意見が言えるようになった。



全部、リュークのおかげだと思う。



私を強くし、ここまで導いてくれた。



だから私も、ずっと隣でリュークを支えていきたいと思う。



「アリス、今度一緒に下町に行こうか」

「お忍びですか?」

「星祭りに、お菓子を配りに行こう」

「はいっ‼︎楽しみですっ‼︎」



ずっとふたりで笑っていよう。



意地悪は、ほどほどにしてね、リューク。



END