皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした

息子と酒を飲み、父上と将来を話し合う。



充実した時間…。



「んぁー、飲んだなぁ…」

「飲み過ぎです、リューク。はい、お水」

「あいつ、酒も強いのだな…。息子ながらに恐ろしい…」

「将来は安泰ですね」

「で?もうひとりできてたり…」

「しませんでした」

「そうかぁ…、娘は望めないか…」



娘が欲しかったが、諦める。



無い物ねだりというやつか。



今のままで幸せだしな。



「諦めるのですか…?」

「ん?諦めて欲しくなさそうだな」

「まだ、頑張れる…ので…」

「それはアレか‼︎口実ってヤツか」

「へっ⁉︎」

「素直にムラムラすると言えばいいのに」

「い、言ってませんっ‼︎」

「はははっ、頑張れるのだろう?なら、頑張って俺の下で悶えてもらおうじゃないか」

「ちがっ、そういう意味じゃ…」

「相変わらず白いな、アリスの肌は…。この白い肌にキズをつけてしまいたくなる…」



何年経ってもゾクゾクする。



そろそろ学べばいいものを。



俺の意地悪からは逃れられないということを。