皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした

不思議な方なのよね、レオナルド様。



なんでも魔法でやろうとしたりするの。



『手なんか使わなくても食事ができる』と、魔力の無駄使いをして、宙に浮かせたご飯を食べたこともあった。



リュークはバカにしていたけどね。



レオナルド様が来たら、一時的にこちらに拠点を移す。



お仕事もこっちでやるわけだから、お城はもぬけの殻状態になるのだ。



「このお茶、とても美味しい…」

「私の侍女は他国の出身なの。そこで飲まれているお茶のいれかたが気に入ってしまって、いつもお願いしてるのよ」

「へぇ、国によってこんなに違うのですね」

「同じお茶なのだけれどね。ちなみに、マッサージもすごいのよ。踏まれるの‼︎でも、効くのよね〜」

「ふ、踏まれるのですかっ⁉︎」

「体験してみる?あっ、妊娠してないならの話だけれど」

「に、妊娠…」

「…………やめておきましょう。何かあったら困るわね」



して、ないと思うけど…。