皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした

女の色気というものを兼ね備えていて、なんと、小説を書くことを趣味としているのです。



その小説は出版され、私も古本屋さんで買ったもの。



『デイジー様』というのだけれど、小説のペンネームは『プリンセスレストリア』というよくわからない名前。



「お久しぶりです、アリス様」

「そんなかしこまらないでくださいっ‼︎こんな未熟者を様など…」

「私より立場が上なのですよ。よくおいでくださいました」

「本当にやめてくださいぃぃぃぃ…」

「ふふふっ、なら…アリスちゃん?」

「それでお願いします‼︎」



なんとも妖艶な人…。



リリーさんも、デイジー様タイプだわ。



「母上、僕も挨拶していいですか?」

「そうね。第二王子のアレックスよ。ヒナの婚約者。よろしくね、アリスちゃん」



噂の第二王子‼︎



び、美形だわっ‼︎



デイジー様に似てて、なんとも色気のある美少年‼︎



すごい、キラキラしてる…。