皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした

2日続けて薬をもらいに行ったのに。



「女には効きすぎるのではないか?」

「あぁ、アリス様?あの方は薬に免疫があまりないのよ。だから、効果が強く出る傾向があるのね。幼児化にしても、獣人化にしても」

「そうだったのか…」

「病気とは無縁の生活でもしていたのではないかしらね」



たしかに、アリスは温室育ち。



誰とも接触しなければ、移るものも移らないというわけか。



「あの獣人化するヤツ、眠気だけ取り除くことはできないのか?」

「お高いわよ?」

「買った」



『いつからこんな変態思考になったのかしら』と呟いたリリーに、結界を教えてもらう。



陣の書き方、魔力の質力。



「レオナルド様の方が得意なのではなくて?」

「そうだな…。俺ではこの効果を最大に発揮できる気がしない…」

「ここの陣の書き方を変えれば…レオナルド様と殿下の魔力を流し込めるようになると思うのだけれど…」

「明日、レオも連れてくる。同じ時間でいいか?」

「えぇ、よろしくてよ」



さてと、俺は次の仕事をするか。