皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした

俺の友人だと。



大事なんだと。



自分の価値を、お前が勝手に決めるな。



この日を境に、ジェードはレオナルドに付いた。



俺には適当な執事が付き、俺の騎士のポジションは空いたまま。



「おい、この書類ではない」

「申し訳ありませんっ、慣れていないもので…」



仕事がやりづらい。



ひとりでやった方がマシで、執事には最低限の仕事を任せる。



「アリスの元へ行く。朝は起こしに来なくていい」

「かしこまりました。おやすみなさいませ、良い夢を」



ものすごく、疲れた…。



癒しを求めてアリスの部屋へ。



「リューク‼︎なんだか…疲れた顔ですね…」

「ジェードがいないとどうしても仕事がうまく回らないのだ…」

「戻せばいいのに」

「ダメだ。アイツにもわかってもらいたいのだ…」



アリスには全て話てある。



俺がジェードから離れた理由と、俺の気持ちを。