皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした

【アリス】



ヒナの婚約者である、シュナウト王国代二王子のアレックス様の誕生日。



私と殿下からは何か他のものを贈るとして…。



「アレックスの誕生日?」

「そうなんです。ヒナがプレゼントに悩んでいるので、男性のレオナルド様にご相談してみることにしたのです」

「確か…13歳くらいだったかな?」

「いえ、15歳です…」

「そんな歳になるのか。そうかぁ、そう言えばそんなものだったかもしれないなぁ」



うん、相談相手間違ったかも。



だけれど、常識人のジェードさんもいない。



近くにいるのはこの人なのです。



「アレックスはなにが好きなのだ?」

「えっ、わかりません」

「婚約者のくせに」

「だって、アレックス様、王立学校の寮に入っているのでお城に帰ってこないし…なんか、すごーく、大きくなってましたけど…」

「寮ということは、魔法や剣術が好きなはず。普通なら通いで学校に行くけれど、寮に入るのは騎士や隊士を目指す者が多いから」



そうなのですね‼︎