皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした

最近はアリスの寝顔にしか会えずに、朝も早くから仕事。



結婚式が終わってホッとしたのか、熱を出したアリスをあまり疲れさせたくないので朝も起こさずにアリスの部屋から自分の部屋へ戻る。



熱出すと可愛く甘えてくるのだけれど。



可愛かったな、あのアリス…。



「あぁぁぁぁ、思い切りベッドに押し付けたい…」

「ストレスたまってるね、兄上」

「黙れポンコツ。お前のせいだろ」

「そうなの?それは…大変だね」



他人事じゃねぇか。



グレるぞ、俺。



こんなんじゃ自分の仕事もままならない。



なので、直談判だ。



「レオナルドに教育係をつけてください」

「教育係はお前が適任だと思うのだが?」

「俺の仕事が進みません」

「そうか。まぁ、お前にはバルジャにも行ってもらうし、そのためにいろいろすることもあるだろう。レオの教育係は…考えておく」

「お願いします。レオにもジェードのような存在をつけるべきでは?」

「そうだな、それならば…ジェードが押す者にしよう。ジェードから仕事を学べるように」



ポンコツ問題、解決。