皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした

私も世間をあまり知らないから。



こうして下町を歩いたりするのはとても楽しいもの。



「そろそろ戻るか」

「はい」

「じゃあな、下町管理人」



『バイバーイ』と手を振って王太子様と別れた。



人のいないところから、お城の後宮へ一瞬で飛ぶ。



楽しかった、下町。



「みんないい人」

「そうだろ?だから下町に行きたくなる」

「リュークだとバレてましたね」

「はははっ、それでも変わらずに接してくれるのだ。俺がやっていたことは間違いではなかったのだと思うと、嬉しくなる」

「よかったですね」

「ハンナさんに言われたからな。早く孫を見せてやらねば」

「へっ⁉︎」

「昨日は手加減したが、今日はしてやらん」

「リュークっ‼︎」



さぁ、甘い時間の始まりです。



とにかく私はリュークの言いなり。



意地悪だけど優しいの。



こんな風に愛されたら、もうリュークの虜。



愛してます、リューク。