皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした

リュークとの関係も良好で、もうすぐ雪解け。



結婚式が待っている。



「アリス」

「リューク‼︎」

「またローラと話していたのか?」

「はい‼︎ローラと話してると時間が経つのが早くて。お仕事、終わりですか?」

「まだだ。今日は帰れそうにないから、顔を見に来た」



政務に戻ったリュークは忙しい。



前のように倒れるまで仕事をすることはなくなったけれど、忙しさは変わらないのだ。



「すみません、アリスを独占してしまって」

「まったくだ。たまには俺に会いに来てほしいのに」

「お、お似合いですね、おふたり…」

「ときにローラ、お前はいつ結婚するのだ?早くもらってもらいたいのだが。あのポンコツをビシバシ鍛えて使える男にしてはくれまいか」

「何かやらかしたのですか…」

「会議でまったく発言しなかった。ケリを入れておいたが」

「わかりました。あたしも一発くれてやります」

「はははっ、頼もしい」



リュークはローラを気に入ったようだ。