皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした

そういうことをわかりづらくする人だ。



今回はちゃんと反省して、結婚式の話はしっかり進めよう…。



とにかくダルくて、ぐっすり眠った次の日は結婚式の警備や護衛、アリスの衣装なんかを確認。



式での流れ、パーティでの挨拶回りの順番など、アリスと一緒に打ち合わせをした。




「ふぅ…」

「大丈夫ですか?」

「あぁ、少し疲れただけ…」

「レオナルド様は?」

「ただでは済まないだろうな。父上の逆鱗に触れたことは確か」

「心配ですね…」

「どうなるかわからないが、レオのこれからはレオ次第だと思う。父上も話がわからないような人ではない」



あとで様子を見に行くか…。



父上に怒られそうになると、いつも俺を頼って来ていたレオは相変わらずだったが。



まぁ、無事に帰って来たことは喜ばしい。



「何もすることがなくなったな…」

「それならば温室へ行きませんか?」

「温室?」

「式で使うお花、選んでほしいと言われていたのです」

「付き合おう」



雪が積もる敷地内をふたりで歩き、温室へやって来た。