皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした

アリスが小さくなった時に、本当に可愛いと思った。



早く自分の子が欲しくなる…。



「あのっ、私たちは好きに歩き回っていいのですよね?」

「あぁ、一ヶ所に固まらないようにすれば問題ない。どこか行きたいところでも?」

「下町の星祭りは初めてで…お店が出てるのですよね?行ってみたいです」

「今日泊まる宿の近くにある公園にたくさん出ているぞ」

「行きたいですっ‼︎」



アリスがそう言うので、移動しながら子ども達に見つけてもらうことにした。



コートを着ているが、寒くてアリスの顔が赤い。



「鼻、赤い」

「顔が冷たい…」

「…………ここに寄るか」

「何屋さんですか?」



小さな服屋。



そこにある、紫色のマフラーを買って、外に出てアリスに巻きつける。



「ふふっ、あったかい」

「それはなにより」

「優しい、殿下。あっ、グレン」

「どちらも俺だ」

「わかってますよー」



今日のアリスは一段と可愛いな…。