皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした

星の日に関しては、俺は特に仕事はないのだが…。



アリスがあまりにも楽しそうにしているので、参加したくなって来た。



「下町に行ってみるか」

「えっ⁉︎よろしいのですか⁉︎」

「許可はちゃんと取る。さすがに皇族だとバレるわけにはいかないのでな。変装して参加するか」

「ぜひ、連れて行ってくださいませ‼︎」



アリスは城のメイド、俺は王国騎士として、グレンで向かうことにした。



ヒナが用意したメイド服を好奇心溢れる瞳で試着するアリスは、やはり立ち振る舞いが貴族。



いいとこから城に働きに来た御令嬢といったところか。



「皇后様が羨ましがるわね‼︎」

「お好きですからね、こういうこと」

「ふふっ、見せてくる‼︎」



本当に楽しそうで、最近いじめていないのでその笑顔を泣き顔に変えたくなる。



今日の夜はアリスで遊ぼうと決め、お忍び星祭りを楽しむため、俺も仕事を早めに終わらせることにした。