皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした

待って、嘘じゃないって?



「殿下は私の怯えた顔に欲情するのですか⁉︎」

「あぁ、まぁ」

「変態っ…」

「…………断じて変態ではない。それは人それぞれ感じ方が違うだけだ。同じ考えを持つ者からすれば、俺は変態ではないのだと思わないか?」

「えっ、そう…ですかね…?」

「俺からすれば甘い言葉だけでよく欲情できるもんだと感心する。そっちの方が変態だ」



なぜか殿下の変態講座が始まり、聞き流すしかない。



えっ、セレスティーナ様は殿下とそういうことをなさったのよね…?



「まさか、セレスティーナ様も泣かせ…」

「アレは甘やかしたが?」

「私もソレを希望しますっ‼︎」

「はっ、ムリだ。泣き喚くお前が見たい」

「最低…」

「そう覚悟しておけ。演技はいらん。本気で嫌がってくれて構わない。力尽くで組み敷いてやるから」



私、とんでもない人のところに嫁いでしまった気がする…。



やっていける自信がない…。