「ちょっ、蓮司っ!」
腕の中で明莉がもがき耳が赤くなっているのが目に入る。
きっと顔も真っ赤なんだろう。
さっきまで抱き締めて寝ていた明莉の温もりと香り。
「寝ぼけてるの…?」
力を緩めない俺に、抵抗するのを諦めた明莉が呟いた。
「…寝ぼけてない…」
俺たちの様子をぽかんとした顔をして眺めていた片瀬さんが吹き出して声をあげて笑いだした。
「ハハハ、いいな。
やっぱりいいな、お前たち。
うん、そうだな。俺に足りなかったもの…。
いいな、お前たちは。
言いたいこと…全部言えたらな…」
切ない目をした片瀬さんと目があった。
腕の中で明莉がもがき耳が赤くなっているのが目に入る。
きっと顔も真っ赤なんだろう。
さっきまで抱き締めて寝ていた明莉の温もりと香り。
「寝ぼけてるの…?」
力を緩めない俺に、抵抗するのを諦めた明莉が呟いた。
「…寝ぼけてない…」
俺たちの様子をぽかんとした顔をして眺めていた片瀬さんが吹き出して声をあげて笑いだした。
「ハハハ、いいな。
やっぱりいいな、お前たち。
うん、そうだな。俺に足りなかったもの…。
いいな、お前たちは。
言いたいこと…全部言えたらな…」
切ない目をした片瀬さんと目があった。


