都会での大学生活は、楽しいことばかりじゃなかった。勉強も大変だったし、一人暮らしも気楽な反面、家事の大変さを実感した。
陸とはサークルが一緒だったし、学食で見かければひっついてくるしで、何かと一緒にいることが多かった。
弥生はいつも、「本当は、付き合ってるんでしょ?」って聞いてくるけど、「ただの幼馴染だよ」って、そのたびに答えていた。
本当に、陸とはただの幼馴染だ。でも、週に数回、夕ご飯を食べに来るし、私の好きそうなマンガやDVDがあるって誘ってくるから、陸の部屋ですごすことも少なくなかった。
私が「ただの幼馴染だよ」って返すたびに、弥生は呆れた目を向けてくるようになった。
「真紀……それってもう、ほとんど夫婦じゃない?夕ご飯を作ってあげて、モーニングコールをしてあげて。お互いの部屋で、なんの気づまりもなく一緒にすごしてって。私、今の彼と付き合ってけっこう経つけど、真紀達に比べたら、まだだ恋人っていう付き合いだよ」
「やめてよ。だって、陸とは3歳からの付き合いだよ。それに、陸は好きな人がいるって、前に言ってたし」
「真紀はどうなの?好きな人とかいないの?」
「今はいないなあ」
陸とはサークルが一緒だったし、学食で見かければひっついてくるしで、何かと一緒にいることが多かった。
弥生はいつも、「本当は、付き合ってるんでしょ?」って聞いてくるけど、「ただの幼馴染だよ」って、そのたびに答えていた。
本当に、陸とはただの幼馴染だ。でも、週に数回、夕ご飯を食べに来るし、私の好きそうなマンガやDVDがあるって誘ってくるから、陸の部屋ですごすことも少なくなかった。
私が「ただの幼馴染だよ」って返すたびに、弥生は呆れた目を向けてくるようになった。
「真紀……それってもう、ほとんど夫婦じゃない?夕ご飯を作ってあげて、モーニングコールをしてあげて。お互いの部屋で、なんの気づまりもなく一緒にすごしてって。私、今の彼と付き合ってけっこう経つけど、真紀達に比べたら、まだだ恋人っていう付き合いだよ」
「やめてよ。だって、陸とは3歳からの付き合いだよ。それに、陸は好きな人がいるって、前に言ってたし」
「真紀はどうなの?好きな人とかいないの?」
「今はいないなあ」



