君は同期で幼馴染で××で

「そりゃあ、さあ、私だって彼氏っていう存在に憧れるよ。って言っても、告白なんて一度もされたことないから、難しいかもしれないけど……」

「ふうん。真紀ちゃんは、彼氏が欲しいんだ。もしできたら、何をしたいの?」

「えっと……デート?それから手料理を振る舞ったり?あとは……一緒に映画を観たり?」

我ながら経験値がなさすぎて、想像が広がらない。

「なんだ、そんなことがしたいの?じゃあ、彼氏なんて必要ないね」

「は?なんで?」

「そんなの、これからいくらでも、僕としてそうじゃん」

「陸……それじゃあ違うんだよ」

おもわず、ガックリとうなだれる。