君は同期で幼馴染で××で

そして、部屋探し当日。
東京へ遊びに行くかのようにはしゃぐ母親2人と、こちらも上機嫌ににこにこしている陸。そして、いつも通りのテンションの私の4人で、電車に乗り込んだ。

「お兄ちゃんにもいろいろ聞いてきたのよ。良さそうなところも見つけたの」

と、興奮気味に話すおばさん。

「じゃあ、そこから行ってみましょうか」

今日の動き出しが決まった。
電車の中でも、終始親2人ははしゃぎっぱなし。私と陸は若干引きつつも、2人でこれからのことなんかを話してすごしていた。

「真紀ちゃんは、どんなところに住みたい?」

「うーん。やっぱり、大学から近くて、スーパーとか充実して便利なところかな。て言っても、家賃を払ってくれるのは親だから、贅沢は言えないけどね。陸は?」

「ん?僕?僕は……」

何やら考え込んでしまった陸。