君は同期で幼馴染で××で

「ということで、お父さん。明後日、陸君ちと一緒に、東京へ部屋探しに行ってくるわね」

夕飯時、母が宣言した。

「わかった。陸君が近くに住んでくれるといいなあ。それだけで安心する」

陸は、父にもすごく信頼されているようだ。そりゃね、小学生の時は弟の直人ともよく遊んでいて、うちにも来てたしね。父と顔を合わせることも多かったし、気心は知れてると思う。

「でしょ?陸君がいてくれてよかったわ」

「姉ちゃんばっかりずるいよ!東京で一人暮らしなんて」

「あんたも、目標を立てて頑張ればいいでしょ」

「ふん。夏休みには、絶対に遊びに行って、宿にさせてもらうから」

「いやよ。むさ苦しい」

「姉ちゃんがだめなら、陸君のところに行くからいい」