君は同期で幼馴染で××で

方向性の分からなくなりつつあった話を、強引に打ち切ってやった。
飲み物を用意しようとキッチンに向かう。その間、すっかり一緒に部屋探しする気満々の3人は、楽しそうに計画をし出した。

「じゃあ、私はこの駅周辺で、目ぼしい物件をチェックしてみるわね」

「陸と私で、こっちの駅と……こっちもチェックしておくわ」

「詳しいことは、また連絡するわね」


飲み物をお盆に乗せてもどると、すっかり明後日の予定が決まっていた。

「それにしても、陸君近くに住んでくれるなら、私も安心して真紀を送り出せるわ」

「それはうちの陸も同じよ。男の子とはいえ、心配だもの。この子、朝は弱いし家事はやったことないし、4月までに教え込まないと……間に合わなかったら、真紀ちゃん、助けてやってね」

なんで陸まで、にこにこしてこっちを見る?覚えようという気はないのか……