君は同期で幼馴染で××で

「おばさんの料理、最高においしいね。いいなあ。真紀ちゃんは、こんなに美味しいご飯を毎日食べてるんでしょ?」

「こら、陸!お母さんの料理、何か不満でもあるって言うの?」

「うっ……いいえ、ありません」

「あら、陸君。大丈夫よ。これから真紀に料理を教えておくから。一人暮らしを始めたら、たまに真紀に作ってもらえばいいのよ」

「あっ、そうか!!真紀ちゃん、楽しみにしてるね」

「ちょっと、お母さん。勝手に決めないでよ」

「いいじゃないの。花嫁修行だと思って、頑張れー」

我が母親ながら、わけがわからない。
って、陸、なんで顔を赤くしてるのよ……

「あら、陸君。想像しちゃった?」

ますます、もじもじする陸。何を想像してるのよ!?

「ふふふ。それにしても、4月から2人とも家を出て行っちゃうのかあ……」

母親2人が、しみじみとし出した。