君は同期で幼馴染で××で

僕は真紀ちゃんの一番近くにいる男子で、気心知れたお隣さんで、同志で同僚で、おかんで、恋人。

途中、余計なものも入ったけれど、やっと真紀ちゃんの心を手に入れることができた。絶対に逃さないようにと、僕はすぐさまお互いの身内に報告した。そしてそのまま、同棲することにした。


真紀ちゃんにキスをして、抱きしめて眠って、目が覚めると再びキスをする。
想像以上に幸せだ。

本当は、それ以上のこともしたかったけど、真紀ちゃんの気持ちを大切にしたくて、決心がつくまで待つことにした。

口ではそう宣言したけど……この時一瞬よぎった嫌な予感が、現実になってしまった。
僕達は、ここでもきっかけがないと身動きが取れなくなっていた。
真紀ちゃんの心だけじゃなくて、体も欲しい。でも、万が一真紀ちゃんを傷つけるようなことをして、嫌われてしまったら耐えられない。自分からは踏み出せないでいた。