君は同期で幼馴染で××で

「真紀ちゃん、どこか痛かった?苦しい?」

私の反応を一つも見逃さないとでもいうように、注意深く接していた陸は、私の涙にすぐに気付いた。

「ううん。幸せだなあって思って」

「真紀ちゃん……そうだね。僕もすごく幸せだよ」



初めて一つになった時、改めて確信した。
私は、心の底から陸を愛している。
一生、陸の隣にいたい。



2人とも昨夜の寝不足もあって、そのまま抱きしめ合って眠った。