君は同期で幼馴染で××で

「今日はこのまま、どこかホテルに泊まろうと思う」

「真紀……不安なのはわかるけど、今夜中に恩田君と話さなくていいの?時間が経つほど言えなくなっちゃうよ」

「一晩だけ、考える時間が欲しい」

「私も一緒にいようか?」

「ありがとう。大丈夫だよ。ちょっと1人で冷静になって考えてみる。あっ、陸には弥生のところに泊まるって言っていい?」

「それはかまわないけど……」

心配そうに見つめる弥生に、なんだか申し訳ない気持ちになってくる。
でも、さっき見た光景が目蓋の裏に焼き付いて離れない。とにかく一人になりたかった。

「ごめんね。せっかく楽しかったのに、最後に変な空気にしちゃって。
同窓会、またやろうね」

「何かあったら、何時でもいいから連絡するのよ」

「ありがとう。それじゃあ、また連絡するね」



まだ何か言いたそうな弥生に、強引に別れを告げた。