君は同期で幼馴染で××で

さっき弥生がそう言った時には驚いた。でも、心のどこかで、陸はそんなことするはずないって安心しきっていた。


けど……さっきの人は誰だったの?


陸の歩いて行った方へ足を向けるも、まだまだ人の行き来が多くて、すでに2人の姿は見えなかった。

「や、弥生。どうしよう……」

「どうするもなにも、本人に聞くしかないよ」

「う、うん。そうなんだけど……なんか、怖い。聞けるかなあ……」

夏だというのに、体が震え出してしまう。
陸が……私だけって言ってくれた陸が……

「ちょっと、真紀。大丈夫?一人で帰れる?」

「私……今すぐ陸に向き合う勇気が持てない」

陸のことが大好きだからこそ、浮気をしていたなんて話を聞かされたらどうしていいのかわからない。