君は同期で幼馴染で××で

「さあ、注文しよう!!」

差し出されたメニューを受け取ろうとした時、弥生が驚いたように目を見開いた。

「どうしたの?」

「それ、その指輪。ついに結婚するの?ていうか、相手は恩田君でいいんだよね?」

矢継ぎ早に聞かれて、おもわず苦笑してしまう。

「落ち着いてよ。相手は、もちろん陸だよ。年度のはじめぐらいから付き合い出して、今は同棲してる。陸からは、1年以内に結婚しようって言われてるの」

「そっかあ……やっぱり恩田君かあ……って、年度はじめから!?あんた、どんだけ恩田君を待たせたのよ」

「それはその……おっしゃる通りで申し訳ないというか……」

「よく他の誰かにとられなかったわね。温和な恩田君とはいえ、そんなに我慢させられたら、近寄ってくるお姉様とかにふらっと靡いちゃいそうだわ」