冷酷王子は子リス姫を愛でる

採寸されて、精神的に疲れて。



シェフが作った夕食を食べてからお風呂に入った。



鏡に写るのは、濃い茶色の艶のある髪に、長い睫毛に縁取られた大きな茶色い瞳。



白い肌は毛穴が見えないほどの卵肌。



目元のホクロは、印象を優しくする。



胸もそこそこあるし、スタイルは悪くない。



背は低いけど…。



「美人…だよね…?」



そう、私は美人だ。



ナルシスト、というわけではないけど、客観的に見ても美人だと思う。



ただ、珍しい髪の色。



ピンクや緑、シルバーにゴールド。



髪の色は遺伝子ない。



髪の色と目の色は大概一緒で、黒に近い色というのが、希少なのだ。



それがコンプレックスであり、できれば私も綺麗なブロンドがよかったと、何度も思った。



そして、魔法もしかり。



火、水、風…。



それが基本属性で、それを極めると、いろいろな魔法が使える。



その基本属性を、私はなぜか全て持っている。