冷酷王子は子リス姫を愛でる

そう考えだすと、途端にお腹が減ってきた。



リーナに、何かお願いしよう。



でも、こんな時間にワガママかしら…。



しばらくすると、戻ってきたリーナは、スープを手にしていた。



さすがリーナ…。



本当にメイドの鏡よ、あなた。



「召し上がれる量で構いませんので、少しでも召し上がってくださいね」



リーナの献身的な看病のおかげで、私の体調は見る見るうちに良くなって行った。



キッチンも同時に完成し、何を作ろうかワクワクが止まらない。



食材をどうやって手に入れればいいんだろう。



頼めば持ってきてもらえるの?



でも、この国には私の国の調味料はないんだった…。



うーん…。



「キャサリン様、殿下がお呼びだそうです」

「へっ⁉︎」

「ですから、殿下がキャサリン様にお会いになりたいとのことですよ」



でででで、殿下からの呼び出し…。



この前の手紙に不敬でもあったのだろうか…。