冷酷王子は子リス姫を愛でる

怒鳴りつけた罰は…死刑とか?



いやいやいや、そこまで極悪非道じゃないでしょ。



プルプル震える指で開いた手紙。



『昨日に引き続き、とても助かった。礼をさせてほしい。明日の昼間に迎えに行く。良い夢を…。アンドリュー』



へっ…?



死刑宣告?



ではないよね?


とても短い手紙だった。



ユリの紋章が入ったカード。



ほ、本物のお手紙…。



これを、あの王子が…?



良い夢をって…眠れるかー‼︎



なに、なに、なに?



なんであたしを迎えに来るの⁉︎



そんな大したことないした覚えないよ⁉︎



部屋の外にいる兵士さんに、ジョアンを呼んで欲しいとお願いすると、しばらくして駆けつけてくれた。



「ジョアンっ‼︎」

「なんです、騒々しい」

「こ、これっ‼︎王太子殿下から…」



ジョアンに手紙を見せると、ひとまず放心。



その後、今まで見たことのないような笑顔になった。