冷酷王子は子リス姫を愛でる

その日の夜は、久しぶりにアンドリュー様と一緒に夕食を取った。



「今日はなにを?」

「お茶会という名の貶され会に。心底疲れました」

「ご苦労だな…」

「なんてことありませんよ。ジョアンとリーナが言いたいことは部屋に戻ってから代弁してくださいますしね」

「それはいい侍女を持った」

「はい。大好きです、ふたりとも」



あまりアンドリュー様に知られたくないの。



あんなにバカにされてると知ったら、きっと傷ついてしまう。



自分のせいだと思ってしまうもの。



だから、黙っておきたいの。



「一緒に風呂に入ろう」

「えっ、ヤダ…。恥ずかしい…」

「今更か?」

「今までは勝手にアンドリュー様が私について来て勝手に入ってただけでっ‼︎」

「はははっ、なら勝手にしよう」



一緒のお風呂も久しぶり。



今日は比較的ゆっくり過ごせるのね。



抱きつきたい…。



甘やかされたい…。



撫でてもらいたい…。